短編
□変態に男女は関係ない2
1ページ/6ページ
「あ、良いところに居た。緑間っち、ちょっと聞いて欲しい話があるんスけど、良いッスか?」
「奇遇だな。ちょうどオレもお前に話したいことがあったのだよ。まあ、相手は誰でも良かったのだがな」
「あの…、お二人とも。僕も誰かに聞いて欲しい話があるんですけど、聞いて貰って良いですか?」
「あららー?黒ちんも?なら、オレも話しちゃおうかなー?」
「何だよお前ら、集まって。どうした?」
「ちょっと悩み事があって…。でも、怖くてなかなか人に話せない内容なんスよ」
「オレは警察に届けを出そうか悩んだくらいなのだよ」
「ああ、分かります」
「てか、みんな同じ内容なんじゃね?一斉に言ってみようよ。多分、被るからさー?」
「は?何の話だよ」
「そんじゃ、せーの」
「「「「最近、ストーカーにあってるみたいなんだが」」」」
嗚呼、やっぱり。