『浪速くん』
□第五章
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浪速くん 【第五章】
『………なあ?それ一口ちょうだい』
「イヤや。」←即答
なんやかんやで和解(?)した私たち。
成行きで、私・財前くん・赤也ていうww二度とないやろいう珍メンバーでファミレスに来てます。
『ケチやな……。』
言うか、昼ごはんに善哉て何なん財前くんwww
いや、私もパフェ食べとるけども。
あんたは女子か!!
「……お前ら、それで腹膨れるのか?」
『いやいや。
なに言うてる、ファミレス言うたらパフェ食べるんが醍醐味やろ……!!』
「そうでもねぇだろ。」
「俺は関東の善哉も嫌いやない……。
ま、関西の善哉のが美味いけどな(ハッ」←
「知らねぇよ!」
『おう……。なんや、関東のツッコミてスマートやんな?私そのツッコミ好きやで。』
「いや、ツッコミじゃねぇし!!ちっ!なんだこいつら!!!!」←
意外と自分らトリオ芸人として成り立つんやなかろうか。
こんなとこマキマキに見られたら「浮気か!」言われるやろな。
………あ、着拒したままやったわwwww
可哀想やし解除しといたるかw
「それで。
あいつとはもう関わりないんやろな?」
『ごほっごふぉ、なななないてば!(嘘やけど、)←
もう……その話やめよや、飯不味なるやん、』
私のトラウマ呼び覚まさんとってやw
財前くんこの話になったらコワイし…!
「さっきも気になったんだけどよ、何の話だ?」
「篠岡アホやからな。立海いって早々、胡散臭い男にたぶらかされとってん。」
アホてwwwww
「ああ、俺と勘違いした奴のことか?」
「そや。
いや、銀髪の不良やて聞いたからおかしい思たねんけど、」
「は?それ、仁王先輩のことじゃね?」
『ちょ……!赤也っ』
「仁王?
…………もしかしてテニス部か?」
「おう?そうだぜ。」
まじバカ也こんにゃろおおおおおおおお((
「…………篠岡、」
『Σうっ……!』
嘘やろwwwww
回避できた思たのに…!!
――――――
「ああ。
そういやお前、仁王先輩にエラく気に入られてるよな。沙夜ちゃんとは恋仲じゃきーとか言ってたし((ケラケラ」
「へぇ………?」
やめてええええええええええ
分かった!私が悪かった……!
もうバカ也とか言わんからっ←
これ以上財前くん刺激せんとってくれ…!!
「なんで嘘つくんや、俺誤魔化せる思たん…?」
『すすすすみませんっ……!』
あかん、説教第二弾開始の予感やわ。