主な登場人物

●麻倉飛鳥
(アサクラアスカ)
└高校1年生、15歳。
祥子と美雪とは幼なじみ。生まれた時代は平安時代。夜は『墨染の鬼』として、鬼を狩っている。千年前は、半人半鬼だったが今は完全な鬼。


●篁
(タカムラ)
└冥府に君臨する閻魔大王の孫。位は王太子。役職名は『篁(タカムラ)』役職の由来は、この役職をしていた先代の名前から。人からは『墨染の鬼』と呼ばれている。昼は麻倉飛鳥と名乗って、学校に通っている。

●藤原祥子
(フジワラショウコ)
└高校1年生、15歳。
飛鳥と美雪とは幼なじみ。一度鬼に襲われかけた所を篁に助けられる。篁に飛鳥の面影を見つけ不思議に思う。


●佐藤美雪
(サトウミユキ)
└高校1年生、15歳。
飛鳥と祥子とは幼なじみ。篁には会ったことないが、噂を聞いて大ファンになる。いつか会いたいと思っている。クラスのマドンナで級長。


●閻魔大王
(エンマダイオウ)
└冥府に君臨する偉大な王だが、その正体はただの変態爺。趣味で神社をぶっ建て、神主をしている。これも女性に近付く為である。冥府の役人にとって、居ても居なくてもいい存在。

●貴明(タカアキ)
└冥府の官吏の一人。閻魔大王の代役で、閻魔と飛鳥が一番信頼している部下の鬼。優しい顔をして怒ると怖い。冥府の鬼達のまとめ役。

●都娘(ミヤコ)
└飛鳥が作り出した子鬼、式神のようなもの。見た目は7歳程の人間の少女、おかっぱ頭で十二単を纏っている。名前の由来は、作った時に篁が、都に残した娘を恋しく思っていたことから。おませさん。

●北条帝
(ホウジョウミカド)
└飛鳥達のクラスに転入して来た白人顔の転校生。自称飛鳥の大親友。飛鳥が鬼になった原因の一人。二章から登場。

●藤原章子
(フジワラノショウコ)
└千年前の祥子。千年前、人として生きていた飛鳥に恋をしていて、飛鳥も彼女が好きだった(今でも飛鳥は彼女が好き)。飛鳥を完全な鬼にした原因の一人。祥子は、章子だった時の記憶を覚えていない。

●麻倉飛鳥(平安時代)
└当時の王太子(閻魔の息子)と、彼の愛人の一人である下級貴族の娘との間に生まれる。陰陽寮に所属。占いと雅楽が得意。章子の許嫁だった。

●伊邪那美(イザナミ)
└冥府の主宰神で、神産み国産みの女神。黄泉津大神(よもつおおかみ)、道敷大神(ちしきのおおかみ)とも呼ばれている。冥府の住人からは黄泉津大神様と呼ばれる。終章から登場。

●善鬼、護鬼(ゼンキ、ゴキ)
└黄泉の出入り口を護る二人組の子鬼。いかつい顔をしている割に、善鬼は臆病。護鬼はしっかり者。三章から登場

●高遠健吾
(タカトオ ケンゴ)
└飛鳥達と同学年。隣のクラスのイケメンバスケ部君。15歳。人当たりの良い性格をしている反面、自意識過剰な所もある。部活はサボりがち、女に飽きがちで付き合っても長く続かない。飛鳥とは魂の相性が最悪で、美雪は彼を毛嫌いし警戒している。三章から登場。

●伊邪那岐(イザナギ)
└神産み国産みの男神。イザナミの兄で、元夫。黄泉に居るイザナミに会いに行ったが、彼女の姿を見て恐れをなし、現世に逃げ帰る。黄泉の穢れを祓った時に三貴神を産んだが、その時別の物も産んでしまい……。





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