スピードに狂った者タチ 2nd stage
□ACT 1 終わりが始まり
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〜翌朝 ARレーシング トシキside〜
ﾄ「・・・はぁ〜」今日何回したか分からない溜息をつく。
オレはシナコー（受験した高校『区立品川工業高校』の略）には入学できない。まぁ、つまりは落ちたってとこか。浮かれてた自分を一発殴ってやりたい。
でも、事実を変える事は出来ない。だから後期に賭ける。本来なら今日はガッコー行って、めんどくさい合格報告があるが、オレは行く必要がない。
ﾄ「さて、今日はFCかな・・」
意気揚々とガレージへ向かう。この時のオレは、この後の自分の人生が180度変わるなんて、思ってもいなかった。