スピードに狂った者タチ 2nd stage

□ACT 1 終わりが始まり
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〜ARレーシング付近 トシキside〜
ト「うーん・・やっぱダメか」 オレは一人唸っていた。
オレのRは現在、T78ー33Dのシングル仕様。ブースト2.0で走らせている。Egは3Lまで拡大、それに伴うドライサンプ化、Vカム組み込みなど、細かにチューンがされている。
ト「でも、何かイマイチだな・・」 ここんとこ、ずっとRに違和感を持っていた。そこで、家の近くの産業道路を走らせていた。あれだけ速かったRがどこか物足りない。
ト「・・シャシダイでチェックか」
ほとんど使ってなかったダイナパックの出番がようやく来たようだ。


〜ARレーシング〜
ト「・・コイツは酷い」 ダイナパックでRのスペックが表されると、自分自身にガッカリした。現在の仕様だと、6200rpm付近からブースト2.0、768PSを発揮。830どころか、800にも届いてない。今までノビていたように感じた加速は、恐らくミッションがデカいだろう。
ト「・・タービン交換か」 さらにモアパワーを求めるとなれば、十中八九、T88に交換となる。しかし、生憎オレにはT88のストックはない。
ト「・・仕方ない、あそこ行くか」 最近カオ出してない、『荒井自動車』へ。
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