スピードに狂った者タチ 2nd stage

□ACT 1 終わりが始まり
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〜中学 マサキside〜
「えー、このたび・・」
クソかったりー。校長の話は長いのが鉄則だが、これはひでぇ。もう卒業した奴らに長々話してんじゃねーよ、ハゲ。しかし・・
マ「・・トシキいねーな・・」
今更気づいた。中学始まって以来、とウワサされた学校一の秀才のアイツが来ないなんて・・何かあったのか・・?いや、アイツに限ってまさか落ちるなんてない・・ハズだ。
「・・私から以上」
あ、やっと終わった・・


〜帰路〜
マ「結局トシキいなかったなー・・」
ひとり呟く。シナコーであれば、アイツが落ちるハズない。となれば・・
ノ「おーい!マサキー!」
ケツ「待ってくれー!」
3人から呼ばれて我に返る。
ノ「どーした?そんなシケたツラして?」
コイツはいつもこんなハイテンションだったか?
マ「・・いや、何でもねえ」
ノ「・・そうか、話せる事だったら一人で抱え込まずに相談してくれ」
・・これがコイツのいいトコだ。あまり深く突っ込んでこないトコ。
マ「・・サンキュ」オレはぼそりと言ったので、聞こえなかったみたいだ。
ノ「え?」
マ「何でもねえよ」
ケツ「テメェら何イチャついんだよー!」
マノ「イチャついてねぇ!」
・・トシキのトコ行ってくるか
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