過去拍手

□冷えた部屋の誘惑
1ページ/1ページ




「あっつー…」


扇風機を強に変えて首を固定し
床に大の字で寝転がる

飲み物を片手に部屋に入ってきた章大


「おわっ、そんなとこで寝転がるなや」


私を跨いで机の上に飲み物を置くと
占領していた扇風機の首を回す


「あついあついあつい」

「そんな暑いならクーラー付けたら?」

「付けてー」

「はい、リモコン」

「えーい、18度!」

「下げすぎや!せめて24度!」


リモコンを奪われエアコンがピピッと反応する

クーラーが利き始めた頃、章大のベッドにダイブ
それを横目で見ていたのか私の上にダイブする章大


「うっ…やっば」

「あれ、痩せたん?」


服の上から身体のラインをなぞってきたから
くすぐったくて身をよじる


「うぁ、ちょっと!」

「汗かくことしよ、」


後ろから耳元で甘く、熱く囁く彼のせいで
身体が熱くなる

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ