過去拍手

□休日の息抜き
1ページ/1ページ



「信ちゃん信ちゃん!」

「…なんや」

「コーヒー一口頂戴!」

「んなもん自分でいれたらええやんけ」


仕事がアイドルの信ちゃん
今日は1日OFFらしい

普段あまり時間が合わないから今のうちにイチャつかないと!
と思うと朝から信ちゃんの後をつけてばかりな私


「いいじゃ〜ん」


少し嫌そうな顔をしながらカップを渡してくれた


「ほら」

「やった!信五ありがとう」


本当に一口だけ飲みカップを置く

それを見ていた信ちゃんの顔が疲れていたので私は何も言わずにベッドに行き毛布に包まる

お昼まで寝ようかな

なんて思いながらアラームをセットすると
信ちゃんが寝室に顔を覘かせた


「…なんや寝るん?」

「ん〜ちょっとだけ寝る〜」


ベッドまで来て端に座った


「具合でも悪いん?」

「ん?違う違う!寝ようと思ったの!」


私の急な行動に不思議に思ったのか心配してきてくれた
本当に信ちゃんは優しいなぁ〜


「急にどっか行くからどうしたん思ったわ」

「んふふ、信ちゃんも寝る?」

「サッカーやってるから起きとく」


立ち上がりリビングに戻っていく信ちゃんを呼び止める


「ね、キスして」

「…なんやねん、ほんま」


そんなことを言いながらもちゃんと戻ってきて優しくキスをしてくれた

だけど、スイッチが入ったらしく軽かったキスがだんだん深くなる


「…し、んんっ」


いつの間にか信ちゃんが私に覆いかぶさるような体勢になっていた
長く深いキスが終わり最後に軽くキスされる


「お前のせいでサッカー見れんやんけ」


暖房がついていなくて寒いこの部屋なのに彼は上の着ていたものを脱いだ


「や、えっ?信ちゃん?」


毛布を剥ぎ取り片足を引っ張られ私の足の間に入り込む信ちゃん


「ほら、寒いから温まろうや」

「っあ!」


それからはドSな信ちゃんのおかげで温まったけど腰を痛めました

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ