僕用犬ーSheepDogー

□お父さんはそんなこと許さないからな
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「とりあえず家にこない?」
「はい!」
そして歩き出す2人、と1匹。
しょうがないので俺もついていく。


「ただいまー☆って言っても誰もいないけどね〜」
いつも1人で言っているのか…?
だとしたら頭がいたい。
「メープルくんの足洗ってくるから、リビングで待っててね〜」
「はい。」
リビングに2人きり…
俺的には気まずい。
「そういえば、家に電話するか?」
話しかけてみた。
「ううん、いいや。」
会話が途切れる。
「あー…」
「お待たせ〜」
ナイスタイミングだ母。
「ユウタくんは紅茶?」
「あ、はい。さ、砂糖たっぷりで…いいですか?」
「もちろん。そんな顔してるもんね。」
「?えっと、はい。」
母が台所に戻る。
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