小説宝庫
□聞こえる声はココロから
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「おい、このパソコンはいったいどうなってんだよ」
「やっぱ、もう無理じゃないっ?このパソコン、もう10年以上たつらしいよっ?」
「この学校も、けちけちしないでパソコンくらい買ってくれりゃいいのによ」
「ま、あいつがいるから俺らが卒業するまでは買い換えてもらえねーだろうな」
「だよね…。あいつ、何でもなおしちゃうもんっ!」
「やれやれ、噂をすれば。今日は遅刻しないで来たようだな」
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