KIRI-REQU

□にゃんにゃんにゃん
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この日文次郎は、美味い酒を手に入れて喜んでいた。誰か一緒に飲む奴はいないかと思い歩けば、自分の想い人がこちらへ歩いて来るのが見えた。








「長次ーーーー!良い酒を手に入れたんだ、一緒に飲まないか?」




「…………………………私で、良ければ。」





コクりと頷く長次に文次郎は嬉しく思いながら自分の部屋へと長次を連れて向かった。

















「え?酒飲むの初めてなのか?」



長次の意外な言葉に文次郎は驚いた。




「まぁ、あの伊作でさえ飲めるんだ。一口飲んでみろよ。」



酒をなみなみと注いだ盃を長次に差し出す。



長次は受けとると、チビチビと飲み始めた。



「どうだ?」



「………………辛い。」



でも、不味くはない。と盃を空にする長次に文次郎は笑った。ほんのり頬が桃色に染まってて可愛いなぁなんて思いながら酒を継ぎ足してやる。他愛もない話をしながら飲む酒はどんどん進んだ。























「ん、もう空になっちまったか…………。長次、ここで………………おわっ!!?」




ここでお開き、と言おうとしていきなり倒れ込んできた長次に文次郎は驚いた。




「だ、大丈夫か長次っ!?」



初めての酒で無理に飲ませすぎただろうか。自分に覆い被さったまま動かない長次に文次郎は焦り始める。とりあえず起こそうと肩に手を置いた、その時。










「文次郎ぉ〜〜〜っ、もっと飲むぅ〜〜!」




「ち、長次!!?」




スリスリスリーと自分の胸に頭を押し付ける長次に驚いた。なんだかいつもと違う様子にドキリとする。





「長次……、も、もう、酒は、無ぇから…………その…………。」




「にゃ〜〜〜!やらぁっ!」





顔を上げた長次に文次郎は息をのんだ。酒のせいで頬がさらに赤くなり、目も潤んでいる。その色香に自分の中心が熱を持ち始めるのを感じた。





(や、やべぇ。俺もだいぶ飲んだからな…………。早く長次を退けねぇと、もたないぞ…………。)





文次郎はなるべく長次の顔を見ないようにして、下から抜けるために身じろいだ。





「文次郎ぉ、逃がさにゃいぞ〜〜。」




「ばっ、バカタレ!やめんか!」




更にぎゅううっと抱き締めてくる長次に焦りが増す。ただでさえ、反応し始めている屹立が長次の腹辺りに当たってしまうのだ。それに加えて、呂律の回っていない長次の破壊力といったらない。猫みたいにゴロゴロと刷りよられては、さすがの自分も理性が飛ぶ。





「?もんじ…………っんむ!」



文次郎は長次の顔を上げさせると、噛みつくように口づけた。酒のせいで火照っているのか絡めた長次の舌はとても熱かった。







「ぁ、んふぅ…………ゃっ!」




「逃げんな。煽ったのはお前だぞ長次。」




顔を背けて逃げようとする長次の頬を両手で挟み、逃げ場を無くす。ふと、膝辺りに違和感を感じた文次郎はニヤリと笑った。





「長次、どうした?勃ってるぞ。」



「にゃっ!?らめっ…………!」





緩く立ち上がり始めている長次の股間にグイッと膝を押し当てた。擦るように膝を揺すれば、快感に耐えるように長次は唇を噛み締める。





「やっぁ……!もんじ、ろっ!そ……にゃ、ゴリゴリしたら……ぁっ!で、でちゃ、う!」





「ああ、イッとけ。」





「ひっ!?ぁあああーーーーっ!!」




グリィッと押し潰される感覚に長次はとうとう果てた。ぐったりする長次を文次郎は自分の身体ごと反転させ、押し倒す体勢をとる。





「…………長次、んな顔して……。そんなに気持ち良かったか?」




トロンと蕩けた表情に文次郎はゴクリと喉をならした。



「長次、今からもっと気持ち良いことしてやるからな?」



シュルッと長次の帯をほどき、着物を剥いでいく。酒のせいで全身が桃色に染まっていて、すごく色っぽい。ズグンッと反応する自身を制して、長次の身体に舌を這わせた。






「んっ、文次郎ぉ……っ、そ、こばっかり…………噛んじゃ、らめ……っ!」




胸の飾りを舌で押し潰したり嘗めたりするうちに固く尖った先端を甘噛みすると、長次がビクビクと身体を震わせた。





しつこいくらいに二つの飾りを弄ったあとは、チュッチュッと痕を残しながら下へと口を降ろしていく。




「長次の、また勃ってんな?」




褌を押し上げている屹立を布越しに撫で上げた。そのゆるい刺激に長次がもの足りなさそうに喘ぐ。





「もんじ…………っ、も、やだぁ、ちゃんと…………して!」





「ん?何を、どうして欲しいって?ちゃんと言え、長次。」




「っ!い、じわ、る…………!」




ニヤニヤと意地悪げに笑う文次郎に長次は唇を噛み締めるが、酒が回りきった頭では、上手く言い返せない。それに、身体に溜まり始めた熱をどうにかしたくて堪らなかった。





長次は少し躊躇う素振りを見せたが、意を決したのか自ら褌を取り払い、文次郎の手を取って自分の屹立へと導いた。



「も、焦らさないで……。ね、文次郎…………、早く、私を…………気持ちよく、させて……っ!」





「良いぞ、イかせてやる。その代わり、長次も俺を気持ちよくさせてくれるよな?」





コクコクと長次が頷いたのを合図に、文次郎は長次の屹立を扱き始めた。





「あ、やっ、にゃぅっ!?き、もち、ぃ…………!文次郎、イきそ…………っ!!」




扱く度にビクビクと震える長次が可愛くて、文次郎は夢中で手を動かした。





「ぁう!も、出るぅ……!」



ビュクビュクビュクッと白濁を飛び散らせ、長次は果てた。二度目の射精に、肩を上下させて呼吸をし、過ぎる快感に朦朧としている。




「長次、落ちるには、まだまだ早いぞ。」


文次郎は掌にベットリとついた長次の精液を指に絡ませ、ゆっくりと秘孔に一本ねじ込んだ。











 
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