KIRI-REQU

□中在家長次の淫らな一日
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「先輩、他の男の匂いがする……………。」


いつもより低いトーンで呟く綾部に長次は背筋が凍りそうになった。


この状況では逃げられない。それは、まぁ諦めた。問題はそこではない。


綾部はあの作法委員会に入っているだけあって、性癖もSだったりする。しかし、それが機嫌の悪い時は超が付くほどドSになるのだ。


「たーっぷり、いじめてあげますからね?中在家先輩……。」


ニヤリと笑う綾部に長次は目眩がした。























「やっ、やだぁっ!!あや、べっ!これ……はずして……っ!!!」


綾部に貫かれながら涙を浮かべる長次は、両手首と屹立の根本を紐で縛られていた。


出したくても出せないもどかしさに頭がおかしくなりそうだ。



「だめですよ。……………、今日は僕に一番に抱かせてくれるって言ったのに……、これは約束を破ったお仕置きです。」



「そんな………っ!!」


そんな約束した覚え無い!!と長次は反論しようとするが、言わせまいと綾部が律動を繰り返す。


「ひっ、ぁ、あっ、あぅうっ!!ぁ、だめ……っ、そこ、ばっかり……っ!!」


「気持ちいいでしょ、先輩?……ほら、良いって言ってよ……。」



がつがつと打ち付けられる屹立に長次は翻弄される。


…………気持ち、いい……。



「いい……、綾部ぇ……っ、もっと……あうっ!!すごっ、ぃ……っあぁあああっ!!!!」


「いいよ、イッても……………出せないけど。」



「ーーーーーーっ!!!!」



綾部の呟きに我に返る長次だったが、すでに遅く………。ビクビクと身体を震わせ、出せないままイッてしまった。


燻る熱に意識を飛ばしかける長次だったが、綾部がそれを許さないとばかりに再度突き上げ始めた。


「はぅ……っ、も、無理ぃ…っ!!だ、出し、たいぃ〜〜〜〜〜っ!!」


ぐずる長次に綾部はゴクリと唾を飲んだ。


「先輩…、その顔たまんない。たくさん突いてあげるから、もっと見せて?」


「っひぁあああーーーーーっ!!!」



綾部の容赦無い攻めに、長次は昼休みが終わるまで嬲られ続けるのだった…………。

























「………………もう、動けない……………。」


長次は、半日ずっと犯されたせいか動けなくなり、保健室で休んでいた。


今日はいつにも増してヤられた気がする。授業を休むのは気が引けるが、起き上がれないのだから仕方ない。



さて、もう寝てしまおうと目を閉じた………が、傍らに温もりを感じて恐る恐る瞼を上げる。


「……………………お前っ!」


長次が驚きの声を上げた。そこには、長次を抱きしめるようにしてミイラ男……もとい、タソガレドキ忍組頭・雑渡昆奈門が添い寝していた。


「長次くんにこんな所で会えるなんて………。今日はツイてるなぁ。」



ぎゅうぎゅうと抱き寄せられて、長次は必死に抵抗した。まさかとは思うが、この状況はヤバいのでは………。


「長次くん、抱いていい?」


「嫌。」


「よし、じゃあヤろう!!」



よし!じゃねえよ!!嫌だっつってんだろ!!!!長次は心でツッコみつつ、雑渡を思いきり睨みつけた。


「……………嫌がる子供に手を出すなんて……この変態!!」


「いいもーん。変態でー。」



いい歳こいて子供みたいな反応を返す雑渡に頭が痛くなった。


頭を抱える長次の服を剥ぎ取りながら雑渡は意地悪く耳元で囁く。


「長次くんだって、同年代の子達より大人の男のモノの方が好きでしょ?」


「っ!!?」



長次は雑渡を睨みつけるが反論はできなかった。例え身体の相性が良かろうが、いいところばかり突かれようが、大人のソレとテクには遠く及ばない。



「そんなに怖い顔しないの。すぐに気持ち良くしてあげるからね?」


雑渡の楽しそうな囁きに、長次は諦めて目を閉じた。



軽く秘孔をほぐし、熱く滾った先端を宛がうと長次の入口がヒクヒクと蠢いた。自分でもそれが分かるのか、長次は恥ずかしそうに頬を赤らめる。そんな長次に雑渡は舌なめずりした後、一気に奥まで押し込んだ。


ズブズブズブッ


「っひぁ!?あぁあああああっ!!く、るしぃ……っ!!」



長次の息が整うまで雑渡はしばらく動きを止めていた。


散々ヤッて程よく解れていた秘孔は難無く雑渡の屹立を根本までくわえ込み、催促するかのように内壁を震わせていた。



「はぅう……っ!!すご、い…っ……あっ、んぅっ!奥まで、届いて、る……あぁあっ!!激しっ……!!!」



長次の恍惚とした表情に我慢出来ず、律動を開始した。長次は激しいのが好きだと知っている雑渡は遠慮もなしに長次のナカをめちゃくちゃに突きまくった。



「んくっ!!あ、あ、ああああっ!!!き、もち、い……ぁ、もっと……してっ!!」


「ん、了解。」


長次の了承を得た雑渡は手加減無しにがつがつと腰をぶつけ、何度も何度も長次の中に精を注ぎまくった。











 
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