零式

□アイドルは大忙しっ!
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(ど・・・・どーゆーこと!?)
ナギの頭はパニックに陥っていた。
『私の部屋に来い』
クラサメの言葉がナギの頭を何度も巡る。
(なんで、あの隊長が・・・・)
そんなことを考えながら歩いていると、
「おい、前を見て歩け。通行の邪魔になるぞ?」
「・・・・エース」
「何を考えていたんだ。そんなに考え込むことか?」
どうやらエースには考え事をしていることはお見通しだったようだ。
「え・・・・いや、別に」
その反応にエースは首を傾げた。
「なんだ?言えないようなことか?」
少し馬鹿にしたような言い方をしたエース。
「うっ・・・・部屋に来いって言われただけだよ」
と、そっぽを向いたナギ。
「ふーん・・・・誰に言われたんだ?」
「・・・・ジャックと・・・・クラサメ隊長」
「ジャックはともかく、隊長は珍しいな」
ナギはずっとそっぽを向いている。
「じゃあ、僕の部屋に来るといい。」
「・・・・へ?」
「さぁ、どうするんだ?ナギ。・・・・君が僕を選ぶことを祈っているよ。じゃあ、後で」
と、楽しそうに行ってしまった。
残されたナギは・・・
(一体誰のとこに行けばいいんだよ!)
「ああっ!!畜生!!」
と、一人叫んでいた。

なんでこんなにドキドキするんだ!?
馬鹿っ!!!!!!!//////

ナギがこの後、どうしたかはまた別の話。


                                     〜END...?〜
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