零式

□マキナの秘密
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「え・・・俺の秘密?」
マキナは不思議そうに呟いた。
「そうそう!マキナは秘密ないの〜?」
ジャックは首を傾げながら目をぱちくりしている。
今の状況を簡単に説明すると、みんなで暴露大会をしていたのだ。
だが、暴露と言ってもあまり思いつかず、ジャックがエースとどこまで進展したかなど危ない方向に進んだりもした。
みんな、だんだん退屈になりインパクトのある暴露を求めていたのだ。
大会中ぼーっとしていたマキナはまだ一回も暴露をしてない。
今度こそ!とみんな目を輝かせてマキナを見ている。
(まいったな・・・)
マキナは何かないかと考えたが良いのが思いつかない。
するとレムが口を開いた。
「そうだ。マキナはお兄さんがいるんだよ。」
「え!?そうなの?」
ジャックたちは驚いた。
「あれ?言ってなかったか」
と、この後のレムの暴露を全く予想もしてなっかたマキナはしれっとしていた。
「あのね、マキナはブラコンなの。」
「・・・え・・・」
「レムっ!?」
一同は完全に固まった。ただ一人を除いて。
「その兄さんと俺とどっちが好きなんだよ!コラァ!」
ナインは槍を片手に怒鳴った。
「え・・・ナイン!?」
「ナイン、落ち着いて!」
「うるせぇ!答えろ!!オイ」
そして一同はナインを止め、暴露大会は無事(?)に終わった。

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