誰もが望む未来

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「・・・君は、確か・・・」





サボのお父さんは
眉を潜めてコチラを見た





「弟とは・・・?」


『サボを放して!!』


「コイツらと同じ事を言うんだね、君も。サボはうちの子だ!!」


『はっ、バカ言わないで』


「なんだと?」


『アンタねェ、なんでサボが家出したのか分からないわけ?』


「ふんっどうせそこのガキ共にそそのかされたんだろう?」






当たり前だ、
とでも言うような返答に
腹が立って仕方ない






『サボ、こんなのの言うことなんて聞かなくていいよ』


「何を言ってるんだ?・・・早く連れて行け」






立ち止まって聞いていたサボに
遣いの者がサボ父の命令により
サボの背中を押すが






『サボ』


「・・・・・・」


『あたしは、今ここで何があったのかは知らない。・・・・・・サボはこのままでいいの?


「ッ・・・・・・」


「何をしている。早く行きなさい」


『黙れオッサン』


「なッ・・・!?」


『・・・・・・ハァ・・・』






なかなか返事をしないサボに
ため息をつくも






『エース、ルフィ!!!』


「「!?!?」」


『海賊の基本は!?』





「「力づくでも欲しい者は奪い取る!!」」






その答えを聞いた瞬間
エースとルフィを抑え付けていた奴を
回し蹴りで蹴り倒し
2人を開放する






「サボ!!おれ達はもう大丈夫だから・・・!」


「「帰ってこい!!!」」










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