誰もが望む未来
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「お前・・・悪ィクセだぞエース!!本物の海賊を相手に「逃げねェ」なんて!!!何でお前はそう死にたがりなんだよ!!!」
サボはエースに向かって
そう怒鳴るも
「・・・はァ、こんな事しちまって・・・・・・ブルージャムの一味は、もうおれ達を許さねェぞ。この先追われる・・・・・・!!」
『そこら辺のことは分かってるのね』
「当たり前だろ!エ―スは知らねェけど」
「おれだって分かってるよ!」
「ど―だか」
「サボ!!ヽ(`Д´)ノ」
こんな会話の間も
ルフィは泣き続けていて
「恐がっだ・・・死ぬがどぼどっだ」
『ルフィ、もう泣き止んで・・』
「うるせェないつまで泣いてんだ!!おれは弱虫も泣き虫も大っ嫌いなんだよ!!イライラする!!」
エースがそう叫んだ瞬間
ルフィは泣くのをピタッ!と止めた
『あらあら』
「・・・・・あ"り"がどう・・たす・・・助げでぐれで・・・ウゥ・・・」
お礼を言った後に
止めた涙がまた
溢れ出してきているルフィに
「てめェ!!(▽皿▽)」
「おいおいっ!!礼言ってるだけだυ」
『そうよ、エース』
「・・・・・・・・・・・・・・・!!」
ルフィを庇うように抱きしめながら
そう言う○○とサボに
エースは一度言葉を詰まらせるも
「・・・だいたい・・・お前、何で口を割らなかったんだ!!?あいつらは女でも子供でも平気で殺す奴らだ!!!」
『それ、あたしも聴きたい・・どうして?』
そう聞くとルフィは静かに
前を向いて
「・・・喋ったら、もう友達になれねェ・・・・・・!!」
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