誰もが望む未来

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なんて言ったのはいいけど




『なんか暇―』


「お前何歳だよυ」


『ん?20サ☆彡』


「見えねェ・・・」


『失礼なァ!!!涙』







いつの間にか
始まったト―クタイム







『サボの時にも思ったんだけど、こういうのっていいね』


「え?」


『や、実はさ・・・かくかくしかじかで』


「わかんねェし。しかって・・・」


『決して角の生えた動物じゃないよ!?あ、低○費のCMのあれはそうか・・・??』


「・・・???」


『あ〜ごめんごめん。こっちの話』


「で」


『え?』


「実は・・・何だよ」


『あ、やっぱ聞いちゃう??』


「気になる」







そう真っ直ぐ目を見て
真剣に聞いてくるエ―ス


そんなエ―スの目は
聞きたいという感じだった







『実はさ・・・あたしにも兄弟がいたんだけど、10年前に病気で死んじゃってさ。

いつもこうやって寝てたのに、急に横からいなくなっちゃって』


「そう、なのか・・・?」


『だからなんか懐かしいなって』


「・・・・・・・・・」







少し暗い話をしてしまった為か
エ―スは黙って下を
向いてしまった







『エ―・・・』







そんなエ―スの頭を
撫でようとすると
エ―スがぎゅっと
抱きついてきた








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