誰もが望む未来

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エ−スと別れ
サボは木の上に登りだす





『サボは、いつもどこで寝てるの?』


「木の上だよ」


『え・・・』


「地上で寝たら襲われるからね」


『あ―なるほど・・・』





まだ小さいのに
こんな暮らしをしてるなんて・・・







『サボは偉いね』


「え?」






そう呟くと
○○はサボを抱きしめた






「なっ、何すんだよ!!?//」


『ん、なんとなく・・・』


「お前・・・泣いてんのか?」





抱きしめた状態のまま
肩を震わせている○○に
サボは問う








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