誰もが望む未来
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ある日――
一向に帰って来ない盃兄弟が心配で
迎えに行こうと思い
グレイ・ターミナルに向かっていた
「やめろよサボ!!!」
そんなエースの声が聞こえてきた
「何でも言う通りにするよ・・・!!言う通りに生きるから!!!この二人を傷つけるのだけは・・・やめてくれ!!
お願いします・・・大切な・・・兄弟なんだ!!」
――サボ?
「・・・おい・・・!?行くなよ!!!振り切れ!!おれ達なら大丈夫だ!!!一緒に自由になるんだろ!!?
これで終わる気か!!?サボ〜〜〜〜!!!」
エースの叫びも虚しく
サボは連れて行かれそうになる
というより
自分で行こうとしている
振り返り際に見えた
サボのなんとも言えない顔が――
『ちょっと!!あたしの可愛い弟をどこへ連れて行くつもり!?』
「「○○/姉ちゃん!!!」」
「・・・○○?」
サボも驚いた様子で
こちらを振り返った――
31へ続く
* * * * *
お久しぶりでございます><
ここどうしても決まらなくて
遅い更新になってしまいました・・
ここからシリアス入りまくりますよ
次でラストです!
2012.05.16