少年少女の日常。

□3:消えるガール
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…あれ、さっきまでつるつるとアツヤ君と吹雪君と居たよね。
で、その後ふらふらと歩いてたら誰かに襲われて……あ


襲われて、え?記憶がない、目を開いても真っ暗ってことは目隠しされてる…手も縄で縛られて冷たい床…


カタカタとキーボードを打つ音が聞こえる、誰か居るの…?


「まだ起きてないのかい?は、早く起きてほしいなぁ…僕のエンジェルちゃん」


やだ、気持ち悪い…鼻息が豚並みに荒い。
えーっとこいつは…隣のクラスの新井幸助かな
早くヒロトの元に行かないとプリン食べれなくなっちゃう・・・


それにしてもなんか服装が違う様な気がする…フリフリの何か……、嗚呼やだ


「今のうちに写真撮っておくからねエンジェルちゃん」


うわ、本当に気持ち悪い、誰か助けて…
目は開いても真っ暗、手も動かせない最悪な状況


だれか気付かないのかなー…





早くみんなの元へ戻りたい

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