‐Short Story‐
□チェックメイト
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誰かの記憶が頭に流れて、…嗚呼そうか
「…私の負けだね」
負けているのに嬉しげに微笑
むお前、いやごんべー…
キスで思い出した、俺の名前を預かってくれた。「南雲晴也」を預かって
くれたごんべーを
『ごんべー…、なんでここに』
「風介が会ってくれ。ってお願いに来たの」
…彼奴、余計なことしやがって
「チェスの続きがしたくて…、晴也こう言ってたよね。「負けるってわかってるからチェックメイトは言わせない!」って」
『、、懐かしいな、そんなことも忘れてた』
今思えば古い記憶、懐かしい