恋愛小説

□四天王と君と私〜第一章〜
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ピピピピ、ピピピピ、ピピ、カチッ



『ーーっふぁーっ』



カーテンから射す
眩しい光で起きた…わけではなく。


相変わらず
ピーピーピーピーうるさいオレンジの目覚まし時計で起きた。



今日は2012年10月2日。


(明日は文化祭かぁ)




『…っしょっとっ』



起きたばかりで重い体を起こしベットから離れた。




洗面台に向いながら
昨日の夢を思い出していた。



(…タイムスリップ…)



気がついたら知らないところにいて
日付が2400年だった。


誰か話しかけられた気がして

そこで目覚し時計が鳴った。



…まったく、タイミングの読めない時計ね…。




お母さん「なにしてるのよ、早くしなさい」



『はーい、分かったよ』



…まったく、タイミングの読めないお母さんね…。



いまは7時。

7時半には家を出なきゃね。


そんなことを考えながら
制服に着替えて出かける準備をした。



『よし!できた!』



ちらっと時計に目をやった。


時計の針は8をさしていた。



『…うそっ!!!遅刻する!!』



(やばいやばいやばいやばい)



お母さん「気をつけるのよ、いってらっしゃい」


『いってきまーすっ!!』




猛ダッシュ。


…は疲れるからやめた。


小走りで頑張ってみたけど


間に合いそうにないから、やっぱり猛ダッシュ。




『…っうわっ!!!』




…あれ?、目の前が真っ暗になっていく…。




どうしたんだろう…。




意識が…。





そこで意識を手放した。









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