SHINee's story

□甘えん坊
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ピンポーン、ガチャ



「ヌナ〜、めいりんヌナ〜、来たよ!」



テミンは合鍵を持っているのに、なぜか一度チャイムを押してから入ってくる



最初は不思議だったけど、今ではそのスタイルに慣れて何とも思わなくなっている





「ヌナ?いないの?」


返事がなかったのを不安に思ったのか私を探し始めるテミン



でもこれはわざと

だって返事をしなかったらこうやって探してくれるから



「ここだよー。キッチン」


でも結局は返事をしてしまう私

だってテミンが可愛すぎていつまでも意地悪なんかしていられない



「もう、いるなら返事くらいしてよね!」


私の声を聞きつけてテミンがキッチンに来た


ダダダダ…という効果音付きで

こんな狭い家なんだから走ったって変わらないのに、走って来てくれる その気持ちが嬉しかった
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