小説*(長編)
□思いやり
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〜みなみSIDE〜
-リハーサル終了後-
さっきあったことがまだ信じられない私は何も考えられなくて頭が真っ白になっていた。
渡辺「....。たかみなさん!また明日!」
高橋「おっおう!また明日〜!」
また明日?
明日麻友と一緒の仕事あったけ?
いつもスケジュールはしっかりと把握している私がこのさまだ。
どんだけ動揺しているんだよ、自分。
峯岸「たかみな、どうかした?」
みぃちゃんが様子のおかしい私を心配して声を掛けてくれた。
高橋「なんでもないよっ!!ちょっとぼーっとしてたわ笑」
峯岸「こらっ!! 嘘つくな! 笑えてないよ?」
高橋「あははは...苦笑」
峯岸「なんかあったんでしょ?みぃちゃんでよかったらいつでも相談のるんだからね!」
高橋「ありがとう! けど本当に大丈夫だから!」
峯岸「それならいいけど。 ま、なんかあったらちゃんと言ってよ?1人で溜めこむのはよくない。」
高橋「うん。 わかってる。」
みぃちゃんはため息を1つしてから帰る準備を始めた。
みぃちゃんはいつも私が悩みがある時1番に気付いてくれる。本当に大切な人だ。いつもありがとう。