兄さん誕生日2015 3

□誕生の証
1ページ/1ページ

↓設定妄想してます。注意。




ルフィは5月5日。ゾロは11月11日。ブルックは4月3日。ウソップは4月1日。ロビンは2月6日。ナミは7月3日。サンジは3月2日。フランキーは3月9日。


これが、みんなのたんじょうびだ。ちゃぁんと覚えたんだ。おれ。誕生日は大事だって、みんな言うからな!生まれた、日だからって。


でも、おれの誕生日は、違うんだ。生まれた日じゃなくて、ドクターがおれを見て決めてくれた日。


だから、みんなみたいに、生まれた日じゃないんだ。


「なぁに、チョッパー。私だって違うわよ」


晩ご飯の前に、そう言ったら、ナミはくすくす笑っておれを見たんだ。


「ベルメールさんが決めてくれたのよ、私も。捨て子だったから」


「なぁんだ、それならおれもだ」


フランキーも豪快に笑いながら、おれにそういってくれたんだ。


「おれも親が教えてくれやしなかったうえに捨てられたからな!トムさんにつけてもらった!たしかな!」


それでも、大切だ。なんて言いながら、フランキーはコーラを飲んだ。ナミもうなずきながら、おれをなでてくれたんだ。


「誕生日決めてくれたってことは、それほど誕生がうれしかった、ってことじゃない?チョッパー」


「すぅぱーなことじゃねぇか!!」


おれは、さっきまでちょっと落ち込んでたけど、うれしくなっちゃったんだ。作ってもらった誕生日でも、本当に生まれた日と同じくらいうれしいんだって。変わらず祝ってもらって、いいんだって。


「そうだなっ、うれしいことだっ」


おれが頷いたら、ナミとフランキーは嬉しそうに笑って撫でてくれたんだ。
たんじょうびって、いいなっ。

――
こう誕生日がついてたらいいなっていう妄想←

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ