‡小説‡

□ハッピーハロウィン
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今日はハロウィン!色んな人にお菓子を強請るんだ!!

でも鬼道が、ハロウィンの時は仮装しないとダメだって言ってたんだよなぁ…

よしっ!アレにしよう!!


まず最初に行くのは…






ピンポーン!


「はい……って円堂!?」

「よっ!豪炎寺」

「どうしたんだその格好…」


円堂の姿は頭に獣耳のカチューシャを付けて満面の笑みで立っていた。もう可愛いったらありゃしない。


「トリックオアトリート!」

「………あぁ、ハロウィンか」

「そういうこと☆だからトリックオアトリート!!」

「なら家に入れ」

「おじゃましま〜す」


円堂を部屋に連れて行く。部屋に着けば円堂は俺のベッドの上に座る。本当に犬にしか見えない。


「今はこれしかない」


部屋にたまたま置いておいたチョコを渡す。


「おう♪ありがとな!」

「…円堂」

「んっ?」

「Trick or Treat」

「えっ…;今持ってないんだけど…;;」

「んじゃあイタズラしないとなぁ?」

「…いや…ちょっ…待っ;;」


円堂の静止の声も聞かず、豪炎寺は円堂を押し倒した。
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