‡小説‡

□大好きな君へ
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好きで好きで堪らないお前に、今日は存分に言ってみようか…



部活が終わって俺は部室に一人残った。待ち人は円堂。部誌を書き終えたのは大分遅くになってからだった。

円堂は一人一人のことをよく見ているから書くのに時間がかかるのだ。


さて、そろそろ帰って来るだろうか…


椅子に座りながらドアの方を見ていれば…


ガラッ!!


「あれ?豪炎寺まだ帰ってなかったのか?」

「ああ。円堂と一緒に帰ろうと思ってな」

「そっか!悪いな待たせて」

「気にするな」

「んじゃ今すぐ着替えるからちょっと待ってくれ!」


いそいそと円堂は着替え始めた。ちなみに俺はもうすでに着替え済みだ。


円堂が着替えている途中だが、後ろから円堂を抱きしめた。


「っ豪炎寺、驚かすなよ」

「…………」

「豪炎寺?」

「……守」

「っなに?」

「好きだ」

「!!」

「好きだ守」

「俺も修也が好きだぜ」


抱きしめている豪炎寺の手に円堂は自分の手を重ねる。

ゆっくりと後ろを向いて見つめ合う。


「修也が好き//」

「守が好き」


互いに顔を近づけて触れるだけのキス。


「守」

「ん?」

「今日家に来ないか?」

「…うん//」


それから着替え終わった円堂は豪炎寺と恋人繋ぎをしながら豪炎寺宅を目指した。


今日はたくさん言ってみよう…好きと愛してるを…



fin.


10月1日は豪円!!という訳で書きましたが…まさかの寝落ちで間に合わなかった…orz

甘いはず!!

豪様が積極的にアプローチをかけてまもたんをお持ち帰りした話でした☆
 

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