‡小説‡
□愛は何時しか狂愛に U
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「…うっ…」
暗い闇の底から意識が浮上した円堂
ここは…どこだ?
周りを見回しても薄暗く見知らぬ部屋。円堂が腕を動かそうとしたが身体に違和感を感じよく身体を見ると…
「な、なんだよ!これ…!」
円堂はバンダナは疎か衣服を全て脱がされていて両腕は頭の上でまとめられて鎖で縛られ余った鎖はベッドヘッドにくくりつけてあり、両脚は脹ら脛と太腿を包帯でしっかりと巻かれ、恥ずかしい所丸見えの状態で拘束されていた
自分の状態を理解した円堂は顔を羞恥で真っ赤にして、必死で拘束を取ろうともがいたが全く意味を成さなかった
円堂が必死なその時…
カチリ…ガチャ…
部屋の鍵が開きドアが開いた。円堂は部屋に入ってきた人物に目を向けて驚きで目を見開いた