青の祓魔師
□訓練
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『燐〜お疲れさ…危なっ』
「ハァ…あ、わりぃ」
出入口のすぐ真横の壁に炎がぶちあたりえりは驚いた顔を見せた
『ううん、頑張ってるみたいでなにより』
「そっか…まだ慣れてなくてさ…ちょっとブルーっつーか…」
『青炎だけにブルー…ふふ』
「…ぷっ、なんだそれ」
『え?ボケてないの?』
「普通に言っただけだっての」
『あらら』
「お前って本当面白いよな」
『まぁね』
えりは俺が魔神の息子だと知ってからも前と変わらずの対応をしてくれている
なんでなのか聞いたら
『燐は燐だからね〜
親を選べないのが子供の究極の難点だよね』
だってさ
まったく…
「ありがとな、えり」