青の祓魔師

□猫にヤキモチ
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『…燐…』
えりは燐の匂いをキャッチし合流しようと走っていた
『やっぱり、り…はぁ!?』
見れば浮気相手なのか
いやきっとそうだ
すでにご一緒してる奴がいるじゃないか

『あんの野郎!猫又のくせに良い度胸じゃんか!』
すかさず近寄り相手(猫又)を引きはがす

「ん、クロ……なんだえりじゃねぇか」
『にゃぁにゃぁ奥村君、君はいつから浮気するようになったのさ?…にゃぁ』
「浮気?」
燐はきょとんっとしてたが
「あぁクロな」
『なんで猫又なのよばかぁ…にゃぁ』
「え、なに嫉妬?」
『ふにゃー!!』
燐に飛び掛かる私
「わっ止め、えり、待てッ」
『にゃぅ…』
それを一声で止める燐

「同じ猫?でもえりとクロはちげぇよ」
『…にゃぁ?』
「クロは遊び相手だしな」
『私は?…にゃぁ』
「えりは…大事な奴だ」
ニィッと笑う君を見て
敵わないなと思いました


(〈お前、俺と同じような匂いだな〉
『ウルサイ、ダマレ』
〈ひっ〉)


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