めいん
□コンサルト
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練習後,オレはいつものように立向居の所へ行った
綱[たっちむっかいっ]
後ろからポンッと肩たたく
立[......]
返事がない...
おかしいな...
いつもなら後ろに振り向いてニコッと笑ってくれるのにな...
何かあったんだろうか...
綱[立向居っ]
立[......]
綱[立向居っ]
立[......]
綱[立向居っっっ]
立[はっ,ははははいっっっ]
立向居はびっくりした顔で急いでオレの方へ振り向いた
立[すっ,すみません綱海さんっ,ちょっとぼ---っとしててっ...]
綱[いや,別に全然いいぜっ]
立向居はすみませんというかんじでオレにぺこっとした
立向居がぼ---っとするなんてめったにない
だからオレは立向居が何かに悩んでいるというのはすぐに分かった
立向居はすぐに悩むタイプなのだけれど,人に相談するということはしない
---否
人に迷惑かけたくないということだ
だから立向居にはオレみたいな相談にのってもらえるようなやつが傍にいないとダメだ
まあ,オレが居てやるけどっ
綱[なあ,立向居,何か悩んでねぇか]
オレは立向居に笑顔で聞いた
立[えっ...]
立向居はオレの方に向いた
立向居の目には図星と書かれてあった
わかりやすいな---と思った
綱[相談にのってやるぜっ]
立[......]
立向居は歩くの止めてぴたっと止まった
そしてうつむいた
綱[立向居....]
オレは突然立向居が止まるのでびっくりした
オレもその場で止まった
綱[立向居....]
立向居はしばらくうつむいていた
オレは立向居が話そうとするまでその場でまつことにした