立海大付属中学校放送部

□立海大付属中学校放送部の日常
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朝。




星菜「う〜ん!良い朝だなぁ…

今日も1日頑張ってBL見つけるZO…『見つけるなァァァァァァ!!




伸びをしながら歩いていると、後ろから怒声と頭に物理攻撃をくらった。





星菜「ぎゃあぁ!?…って彩美か。
おはよー。」





後ろを振り向くと不機嫌丸出しの彩美がいた。




彩美「おはよー、じゃないからね。
朝から腐向け発言アウトだから。

しかも大きな声で!」




陽咲「彩美、もう何言っても駄目だと思うぜ?

コイツの変態は、日々増すばかりだからな。」




彩美の横に居たのは陽咲。
眠たそうに目を擦っている。




って陽咲、何気に扱い酷くない!?




彩美「そうだけど…。
全く、公衆の前で…」




え?彩美も納得しちゃうの!?




遥風「本当、一回精神的にダメージ与えようかしら?」





星菜「ぎゃっ、遥風!?
何処から出てきたの!そしてそれはヤメテ!あげて」




身の危険を感じ数歩後ずさる。





遥風「最初から居たわよ。

気付かなかったとか言うんじゃないわよね




黒い微笑みを浮かべながらジリジリ寄ってくる遥風。





星菜「すんませんしたァァァァァァ!!



朝から半泣きの僕を見てか、彩美が遥風の肩を数回叩いた。






彩美「その辺にしといてやれ、遥風。

精神的に死んだら、色々と面倒だから。





…一応止めてくれたけど、僕を思ってじゃないよね、それ。





遥風「分かった。
…それじゃ、ウチは自分のクラスに行くから。

行こう、陽咲」




彩美の言葉に納得してか、遥風は陽咲の首根っこを掴んで歩き出した。



ちょっ…陽咲が死にかけてるよ遥風!!




彩美「私も行く。
又後でね、陽咲、遥風」





陽咲「おー。又後でな〜。」




遥風の腕から逃げ切り、彩美に手を振り返す陽咲。




遥風「又後でね。」




遥風も何事もなかったかのように、優雅に手を振りスタスタいってしまった。





星菜「あれ、ちょっと皆…僕をほってかないでよ〜!!
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