Dream

□WhiteCandy
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頭クラクラする……。
気持ち悪い………。
視界ぼやけてる……。
意識朦朧としてる……。


『うーん…………』

「大丈夫か?苗字」

『朝から死にそうです……』

「授業受けられるか?」

『無理っぽいです………』


朝計ったら37度5分でした……。

なのにうちの親ときたら行けとか言いやがって………。


「なら保健室行ってこい」

『すいませんせんせー……』


流石は先生。
優しいですね〜……。


席を立ち、
ふらふらしながら保健室へ向かう。

うん。
いつかぶっ倒れるなこれ。


「ふらふらじゃないか。
吹雪、苗字を保健室に連れて行ってやれ」


……へ?


「ボクですか?わかりました」

『せっ、せんせっ、
1人でらいじょーぶれすから』

「呂律回ってないぞ」

『あぅ……、
ふ、吹雪くん、
ひほりで行けるはら来なくてらいろうふらよ……?』

「ふらふらしてるからだめっ。
ほら、肩貸して?」

『うぅー………』


よりによって好きな人とは……。

これは困った………。



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