Dream

□稲妻後快晴
1ページ/4ページ




ただいまナニワランドに来てます。
天候はちょっと曇り空。

でもボクは彼氏の士郎と楽しく満喫しようと思っていました。


………いました!!!


な・の・に。


「「いやぁ〜んっ!!吹雪くぅ〜んっ!!!」」

「あははっ、次なに乗ろうか?」


バキッ メキャッ


『チッチッチッチッチッチッ』

「あ、えっと………名前さん?」

『ん?なにかな?春奈』

「えっと………まず落ち着きましょうか。
それと木を折らないでください」

『うん、無理かな!!』


だって、彼氏が他の女とイチャコラしてるんだよ!!?

イライラしてしょうがない。

ああ、ボク、いまかなり暴れそうだよ。


『ちょっと殴ってくる』

「駄目ですよ名前さんっ!!」

『離して春奈!!
あいつぶん殴ってくる!!』


ボクが暴れていると、
風丸がやってきた。


「おい苗字!!落ち着け!!」

『風丸……』

「とりあえず、まずは様子を見るんだ」

『うん………』


おかんに怒られました。

でもボクは子供じゃないよ!!


「親に叱られた子供みたい」

『なんだって?』

「いえ、なんでも〜……」

「おい、吹雪が動いたぞ!!」

『うぃ』


こうして、士郎の観察が始まった。




次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ