sacrifice・gift
□子供は星の子元気な子!
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緑「ただいま、アイス買ってきたよ」
涼「よし、よくやった!早く寄越せ!」
南「それが買ってきたやつに対する態度かよアホ風介。少しは感謝しろ」
涼「何だと貴様、私にアホとはどういうことだ!」
南「そのままの意味だよアホ!」
緑「ケンカしないで!アイスあげないよ?」
涼「それだけは駄目だ!」
南(どんだけアイス好きなんだよ)
ガチャッ
基「あっは!やっぱり緑川帰ってきてた!お帰り!」
緑「うわ、ヒロト、ただいま。アイス買ってきたけどいらないよね」
基「そうだね緑川が欲しいかな!」
緑「やっぱりアイスやるわ」
涼「ちょっと待て、私のダッツは」
南「アイスアイスうるせえ!」
緑「ああ、ちゃんとダッツあるよ。あとはチョコと苺と抹茶なんだけど」
基「抹茶抹茶抹茶抹茶抹茶抹茶抹茶!」
緑「ヒロトには聞いてないよ」
南「じゃあオレは苺にするかな」
涼「なんだ、同色で親近感が湧いたか」
南「なんだそれ意味わかんねえ!好きなだけだよ!」
緑「苺好きなんだ、意外」
南「お前までなんだよ緑川!」
基「いいじゃないか晴矢、何を好きでも。恥ずかしいことなんて何もないんだよ。そう、緑川がオレを好きなのも例外でh「黙ってろ変態」ああああああ!緑川に変態だなんて言ってもらってる!オレ今なら犯罪犯せる!」
南「黙れよ耳障りだな」
涼「全くだ、アイスが不味くなる」
緑「もうヒロトほっといてアイス食べよ。……って、あれ?抹茶がない!」
涼「抹茶ならヒロトが食べてるぞ」
基「はあはあ緑川もぐもぐペロペロ!」
南「ちょ、鼻息荒いな!」
基「緑川ペロペロなう!」
緑「止めろヒロトのアホ!というかそれ俺のだから!蓋にちゃんと『緑川』って書いてあるだろ!?」
基「え、これ緑川だと思って食べろって意味じゃないの!?」
緑「んな訳ねえだろうがああ!」
バキャアッ
基「げぼらっ!」
涼「あ」
南「おおっ」
緑「もうヒロトなんて大っ嫌い!」
基「み、緑川あああああ!」
涼「はっ、自業自得だな」
南「ほんとだよ…って、お前オレのアイス食ってんじゃねえよ!」
涼「遅かったお前が悪い」
南「ふざけんな馬鹿野郎!お前もヒロトもなんだ!狂ってんのか!?」
涼「私は問題ない!」
南「何がだ!」
緑「もうみんなアホだよ!だから黙れえええ!」
瞳「そろそろ叱ってきた方がいいかしら」
星「そっとしておきましょう。子供は元気が一番ですからね」
瞳(あれは元気で済むのかしら…)
子供は星の子
元気な子!