オリジナル小説

□信五の傷
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信五「今日従兄の子供くるやろ?」

父 「信也の息子さんの清君と遊んで来や」

信五「じゃあ行ってくる」

父「あんま遅くなるなや」

信五「分かってるって」

清 「信五君やん!遊んで!」

信五「清君てそんなキャラなんや」

清 「何かおかしい?」

信五「おかしいて言うより…可愛ええ
   性格やな」

清 「信五君はかっこええ性格やな」

信五「俺は格好よぉないよ」

清 「そんな事ないよ!」

信五「ありがとうなぁ!」

清 「それ言うの僕やで信五君ありがとう!」

信五「何したいん?」

清 「どないしようかな?かくれんぼとか」

信五「ええよ!」

清 「最初に隠れてええ?」

信五「ええよ!10秒数えるから
   隠れてなぁ?行くよう!」

清 「数えてええよ!」

信五「10…5…1もうええかい?」

清 「もうええよ」

信五「どこかな?」

清 (まだばれんといて)

信五「みつ…け…!!!!!!!危ない!」

清 「??!!!!」

? 「大倉兄弟の息子だなぁ」

信五「誰やねん!…なんで知ってるん?」

? 「何でって…何でやろなぁ?
   餓鬼には関係ない事やけど
   黙ってついて来るんが身の為やで」

信五「そこで行かんかったら
   どないなるん?」

? 「二人とも行かんかったら
   死ぬ事になるかもなぁ」

清 「信五君怖いよぉ」

信五「大丈夫やから!

? 「アレ、そない余裕でえぇんか
   これから何されるか解っとんの?」

信五「なんやねん!俺ら何したん?」

? 「別に〜…こっちにも色々あってな
   お前等が居ると面倒なんや、せやから
   殺すっちゅーだけやけど?」
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