965小説


□嫉妬は醜いでしょうか?
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ああ、偶然って本当に怖い。


偶然に出会ってしまって、偶然に目が合ってしまって、偶然にその現場を目のあたりにした。


全てが偶然で、その偶然が全て重なってしまって、最悪な場面になって。


ああ、俺はどうしたらいいのだろうか。







あなたが悪いんですよ?


なんの疑問も持たず、
なんの警戒心も無いまま、呼び出されて、
あなたに好意を寄せてる輩は男女問わずいるのに、
自覚がないのだからこれまた質が悪い。



あなたはれっきとした俺の恋人。


俺以外があなたに触れたら、俺が嫉妬するに決まってるでしょう?



俺以外にあなたが笑いかけたらムカつくに決まってるでしょう?








俺以外にあなたの唇奪われたら、俺が狂うに決まってるでしょう?
















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