揚げモノ

□チョコレイトフォンデュ
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「・・・。」
「どうしました?なまえ」
「アマイモン・・・」
「ハイ?なんでしょう」
「・・・チョコレートフォンデュしたい!!」

*チョコレイトフォンデュ*

理事長室で急にチョコレートフォンデュパーティーは開かれた
この前テレビでチョコレートフォンデュ、というかチョコレートファウンテンなのだが、それの特集みたいなモノをやっていたので見ているうちにやりたくなってしまったのだ
私も女の子なのでたまには女の子じみたこともしてみたい

「全く急にチョコレートフォンデュがしたいと言い出すだなんて、貴方はわがままなお人だ・・・」
「でも、それに応じてる兄上も兄上ですよね」
「五月蠅いぞアマイモン」
「ハイ、すみません兄上」

バツが悪そうな顔をするメフィストを見ているとこんな表情も見せるのかと思う
いつもは飄々としていてピエロのような人、いや悪魔なのに・・・
すこしおもしろい

「まあ、なまえのことですからやらなかったらぎゃあぎゃあと鴉のように五月蠅いでしょうからね
 仕方なくやってあげているのですよ、感謝なさい☆」
「はーい、メフィストさんありがとうございますー」
「酷い棒読みですね・・・
 まあいいです、手っ取り早く終わらせちゃいましょう」

どこからともなく傘を取り出すメフィスト
眩しいピンクの変な傘である

「アインス、ツヴァイ、ドライ☆」

ぽんとピンクの煙が当たりに立ちこめる

煙はだんだんと消えていくと同時に奥からチョコレートファウンテンが出てきた

「わあ!すごい、凄いメフィスト!!」
「今頃私の凄さを知っただなんてとんだお馬鹿さんですね☆」
「感じ悪ー」

「なまえ、早く食べましょう」
「うわあお!!ストップ!チョコレートファウンテンごと食べようとしてるこの子!!」

口が、とても、大きかったです

「いい?アマイモン
 まずはこの串に好きなモノを刺す」
「挿す・・・」
「違う違う、下ネタに持って行かないの!!」
「ハイ、すみません」

全くこの子は恐ろしい子だ

「私は、そうだな、マシュマロにしとくかな
 アマイモンは、ってどうぇええええ?!」
「全種類刺しました!」
「どうやってチョコ付けるつもりなの・・・
 畜生可愛いな」
「私はバナナにしときましょう☆」
「メフィストってバナナ好きなんですか?」
「いえ、貴方に食べさせてちょっとえっちぃ気分を・・・」
「この似たもの兄弟め!!」

串で刺したいこの二人

*チョコレイトフォンデュ*

(はい、なまえアーン☆)
(やらんわ!!)
(なまえを串で挿したいです・・・)
(下ネタ辞めろ!!!)

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