まぜまぜ日和

□いつまでもずっと・・・
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私と曾良は付き合って3年経った
私たちは16歳の頃に付き合ったから、もう私たちは19歳になった
大学も同じところに行った

でも、最近曾良と話してないし目を合わせてない


曾良は私の事どう思ってるんだろう・・・?


いつまでもずっと・・・



「なまえちゃん、おーい」
「・・・」
「おーい」
「・・・」
「なまえちゃん!」
「わっ! び、びっくりしたあー
 急に大きい声出さないでよー」
「だってなまえちゃん。何回呼んでも反応ないんだもの。」
「え、そうだった?」

最近よく「ぼーっとしてるね」と言われる

その理由は紛れもない、曾良のことを考えてるからだ、授業中も休み時間も。


「どうしたの?最近よくぼーっとしてるけど」

やっぱり言われた

「ううん、何でもないよ。」
「そう?」

言える訳がない 言ったら絶対広まる!



「でさーなまえちゃんは最近どうなの?」
「どうなのって?」
「河合くんの事に決まってんじゃん!
 どう?進展あった?」

最近よく聞かれるけど、言われると激しく落ち込む

「・・・ないよ」
「なんにも?」
「なんにも。」
「なんで?」

はあ?!なんでだとう?!話さないからに決まってるじゃまいか!

「話さないからだよ・・・」
「何で話さないの?」
「話したいけど、話し掛けられないし・・・」
「? 話し掛ければ良いじゃん」

あ、そうか 私から話し掛ければ良いのか

その発想はなかった


「ありがとう、今度話し掛けてみるよ」
「そう、がんばってね!」

彼女は笑顔で去っていった





今廊下にいます

話し掛けてみるとは言ったものの、話し掛けれません
そんな勇気ありません
なんかもう泣きたい

どうしよう・・・


って、そんなこと考えてたら向こう側に曾良が!!

あああああ どうしよどうしよおおおお


「あ、なまえ」
「お、おおおおはよう曾良」
「今昼ですよ」

ぎゃあああああ 何で急に話し掛けてくるのよおおおお

「そうだ、放課後家に来てください」
「へ?」
「じゃあ」

え、ちょ、ちょっと待ってよおおおお

何急に?! なんなの?!






ピンポーン

ああ、来てしまった
あ、ドア開いた

「こ、こんちゃー・・・」
「なまえ、待ってましたよ。全くドンくさいんですから」
「・・・#」

畜生、曾良め・・・

「で、何で私を家に呼んだの?」
「話があるんです」

え、何でそんな真剣な顔を・・・
もしかして、別れ話とか・・・?

嫌だ嫌だ絶対嫌だ

嫌だよお・・・

「嫌・・・嫌だ・・・グスっ」
「?!ちょ、##NAME##何で泣いてるんですか」
「だ、だって・・・えぇ、ヒック・・・
 わ、別れようって話す気何でしょう・・・?」

「・・・はぁ」

た、溜め息疲れたああああ

「違いますよ」

へ・・・?

「真逆ですよ。 僕が言いたいのは」

どういうこと?

「なまえ、あなたは僕のことをどう思っていますか?」
「え、大好きだよ・・・」
「そうですか」

な、何で急にそんなこと

「僕も貴方が大好きです
 これまでずっと話さなかった間も貴方の事ばかり考えてました」




曾良・・・







「なので、僕と結婚してもらえませんか?」

















急に言われたプロポーズの答えはもちろん「YES」です。




これからもずっと、いっしょだよ

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