初めましてマスター

□だいすきなのー!
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「なまえーー!!」
「うわあぁ?!」

ぎゅうう

雛苺は急に僕に飛びついた

「なまえ大好きなのー!!
 なまえもヒナのこと好きぃ?」
「・・・うん」
「えへへー」

雛苺は嬉しそうに笑った
可愛いなあ



「ねえねえなまえー」
「何?」
「うにゅー無いかな?」
「確か冷蔵庫にあったよ
 待っててとってくる」
「ありがとなのー!」


「あむあむ ほひひひのー!(おいしいのー!)」
「そうか、そりゃ良かった」

ふと、あることを思いついたので雛苺に質問してみた


「なあ、雛苺」
「何ー?」
「そのうにゅーと僕どっちが好き?」
「ほえ?」

ちょっと緊張

「んーどっちもなの!」

え、それって僕がその苺大福と同じレベルってことなのか・・・

「でもねえ、うにゅーの好きとなまえの好きは全く違うの」
「そうか・・・なんかごめんな変なこと聞いて」
「ほえ?変なことじゃないのー 人は誰だって不安になることはあるのー」

「もしかしてなまえはヒナより好きな人がいるんじゃないのかなあって思ったこともあったのよ
 好きだからそういう風に不安になることがあると思うの」


「雛苺・・・」
「でもヒナは人間じゃないけどね えへへ」

雛苺は少し悲しそうな顔をしていた


「僕は・・・」
「ほえ?」
「僕は雛苺が人間じゃなかろうか好きだよ」


そういうと雛苺が途端に笑顔になったので思わず僕も笑った

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