海のような君へ

□目覚めない君は
1ページ/4ページ


今日、俺は大輔たちを呼んだ。

ホントなら今日もデジタルワールドに行くはずだったが、どうしても確かめたい事があった。

「太一先輩!!」

「おう、やっときたか」

大輔がやってきて、後ろからヒカリたちが歩いている。

「あれ?ヤマトさんも?」

「それに空さん」

「光子朗さんに丈さんも…」

俺のほかに、ヤマトや空、それに光子朗と丈もいるから大輔たちは驚いている。

「お兄ちゃんも来たんだ」

「当たり前だろ」

みんながここにいるのは、俺と同じで大輔に確認したい事があったから。

「お兄ちゃん、みんな揃ったからそろそろ行こうよ」

「そうだな」

「どこに行くんすか?」

「行けば分かります」

光子朗の言葉に俺やヤマトは頷く。




俺たちは目的の場所に向かって歩き始める___



次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ