空10題-曇・雨編
[1件〜10件/全10件]
□今にも泣き出しそうな
三橋は雨の日になると、調子が悪くなる。
□まるで夜のよう
それにしても何て不可解な病気なのだろう。
□気が重くなりそう
まさかと思いながら、心のどこかでやはりと思った。
□雨空の詩を
三橋がまさにその「不思議な力を持つ者」ではないだろうか。
□曇り空の下
表面的には何事もなかったように、過ぎつつあった。
□静かに降る
どうしても投げて欲しい。三橋はその願いを静かにきっぱりと跳ね除けた。
□頬伝うは
意外と上手くいく。三橋は思いもよらない結果に驚いていた。
□新しい傘
どうして「先生」は野球部員だけの秘密を知っているのか。
□雨の奏でる音楽
大事なエースの利き腕を掴むなんて許せない。
□この雲から降るのは
聡明な名君になるか、恐るべき暴君になるか。
[1件〜10件/全10件]
[戻る]
[TOPへ]