05/10の日記

03:17
もう4年かぁ…
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自分が小説を書き始めてもう4年です。上達したかどうかだと比べ物にならないくらい上達したし、満足かどうかだと全然満足してません。


小説とは奥が深いですね。


そうそう、自分が小説を書き始めたのはまぁ、ライトノベルがきっかけですが、そのきっかけとなった作品は西尾維新さんの戯言シリーズです。


自分が中学生の時、図書室に時雨沢恵一さんのキノの旅シリーズが置いてあって、それがラノベとの出会いですが、それを読んで内容がすごいとは思っても文章がすごいとは思いませんでした(文章を書き始めて初めてすごさが分かりました)


その時はまだラノベにはあまり、というかキノの旅以外には手を出さずファンタジーを多めに読んでましたが、自分の故郷の家の近くにある大型書店の、ファンタジーコーナーの向かいが講談社文庫だったんですね。

ファンタジーを立ち読みした後に振り返ってみると、落ち着いた表紙の中に一風変わった表紙があったのでとってみたのがクビキリサイクルという戯言シリーズの第一巻でした。


読んでみてビックリしました。中学生には全く理解できませんでしたから。専門書でもないのに難しい言葉を連用して、しかも主人公の語り方がまた回りくどい。


だけど、自分はそこに魅力を感じたんですね。まあ言っちゃえば厨二病です(現在進行形)


だけど、あの作品のおかげで文章を伝えるのは、ただ単に文字化させるだけじゃないと分かった気がします。まだ全然理解も実践もできてないですが…


隠喩とかだけじゃない、もっといろいろ伝え方はある。そんな可能性が文章には秘められてるのですね。


自分もそういうものを見つけてものにしていきたいものです。



そして高校生になって携帯所持を許可されてから携帯小説を始めたわけです。


楽しいことばかりではありませんでしたが、小説を書いていて本当によかった。それだけは確実に言えます。

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