神と悪魔の『神生力』U−C

 普通の高校生としての生活を送ることになった夜接夜達。自由とは言えないが楽しい高校生活を送っていた彼らのすぐ側まで闇は迫っていた。

「任務を果たす時が来た。我らの同胞に命ずる。日本政府のジョーカー[切り札]、神寿夜接夜。奴をやれ」

 その時、伊丹千里という少年は自分の上官である男と再会を果たしていた。彼の胸には親友である少年と、淡く儚かった彼の――

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