I love you,dear Ayato.

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11/21(Wed) 23:19
絢斗

(深夜1時過ぎ仕事を終えて帰宅する絢斗
以前に比べ少し痩せた様子で
淡々と流れ作業の様にポストの中を確認して
そのまま暫く動きが止まり)



「……これは…華の……」(返された鍵を手にして呟いた後
あなたが部屋に居るとは夢にも思わず
まだその辺りに居るかもと居ても立っても居られずその場から駆け出し)



「華!」



(深夜の静かな夜道を
あなたの名を呼びながら辺りを見回して探し続けるも
見付ける事は勿論出来ず
返された鍵を握り締めたまま失意の中漸くもと来た道を引き返しマンションまでたどり着くと)


「……ハア……」(あなたを見付けられなかった事や返された鍵の意味等どうしても悪い方に捉えてしまい大きく溜め息を吐き
失意のまま自分の鍵を使って部屋に帰ると)



「…………?」(微かな匂いに反応し少し不思議そうに廊下の灯りをつけ
リビングに入る絢斗)

11/21(Wed) 23:55
絢斗

(何かしらの違和感を感じつつも
それが何か確信出来ないまま持っていた荷物を置き
手を洗った後
ミネラルウォーターを取ろうと冷蔵庫を開けた瞬間
「!⁉」
驚いた様に直ぐに閉めると何かを察知したのか慌ててリビングを飛び出し他の部屋を確認し始め)


(最後に期待と不安を滲ませた様子で寝室のドアノブに手をかけるとゆっくりとそのドアを開け)



「……っ…」(寝室に香るあなたの香りに気付き
驚いた様に息を呑み
ベッドで眠るあなたを見付けると
眠るあなたを起こさない様に気を付けつつも
直ぐに傍まで行くと
「……華」無意識に溢れる様にあなたの名を呼びそっと頬に触れ
その温かさや存在を確認すると涙が溢れる絢斗)







(暫くそうしてあなたの姿や温もりを確認していた絢斗も少しずつ状況を理解し始め
漸くサイドテーブルのメモに気付き)



「…お兄さん………華を連れて来て下さったんですね…」(メモの内容を確認すると
惟人さんの優しさに
申し訳なさそうに、それでいて少し嬉しそうに呟き)



(メモをサイドテーブルに置くと
ベッドに腰掛け
何も知らず眠り続けるあなたを愛しそうに見つめ
もう一度頬に触れた後
少し赤らむ目元を優しくなぞり
今度はあなたの手に触れそっと指先に口付ける絢斗)



「夢ならどうか覚めないでいて…」(会えなかった日々や色んな思いが駆け巡ったのか
未だ現実か夢なのか揺れる思いのままそう呟いて)

11/22(Thu) 02:36


………、……(大切な絢斗さんを混乱させ驚かせているとも露知らず
ベッドの中、優しい絢斗さんの香りに包まれ
治療薬の強い催眠鎮静作用の影響か 物音にさえ少しも反応せず静かに深い眠りについたままで)



、ん………、……(頬に触れられ目元をなぞられると漸くうっすら目を開けて いつもとは違う部屋の印象にぼんやり視線を彷徨わせた後
ベッドに腰掛け自分を見つめてくれる絢斗さんを視界に捉えるも現実や本物だという認識は微塵もないのか
うとうと瞬きをしながら どこか不思議そうに夢うつつに絢斗さんを見つめ)


(薬で意識が靄に包まれている故、
夢や幻、幻覚なのか今の状況も何もかも頭に浮かぶことすら未だないまま それでも目は閉じずに虚ろに絢斗さんの瞳を見つめたままで
瞳を揺らす刹那その内にホロリ、ほろりと無意識に静かに涙を零して
「…あやとさん……、…」一心に絢斗さんを見つめたまま息を吐くように声なき声で唇だけで力無く名前を口に出すと
「…、……泣いてたの…、……?」幻か触れられるのかすらわからぬ絢斗さんの頬や目尻に向かって無意識に吸い寄せられるようにそっと手を伸ばし)

11/23(Fri) 23:38
絢斗

…っ……(夢うつつに朧気に自分を見ているあなたに気付くと
伸ばされたあなたの手を
自分の頬に触れさせながら優しく包む様に触れ)


「泣かないで華……僕は此処に居るから…」(声なき声で自分の名を呼び涙を流すあなたの目尻をもう片方の手で拭ってやりながら
愛しげに優しく見つめてそう囁き)

11/24(Sat) 07:44


っ…あやとさ……絢斗さん…、
目を閉じたら、……また目を閉じたら…夢が切り替わって、またいつもの酷い夢を見る……、
……もう一度目を閉じたら…絢斗さん消えてしまうでしょう…?
いなくなってしまうんでしょう…?
……また直ぐに…、悪夢に戻ってしまう…、
絢斗さん……愛しい、愛しい絢斗さん………(頬に触れさせてもらうと確かめるように慈しむようにそっと絢斗さんの頬や目尻を撫でては温もりにぼろぼろとより一層涙を流して 涙を拭ってくれる絢斗さんの手に堪らず縋るように擦り寄るも
夢だという認識しかないのか 夢うつつに掠れた小さな声で絶望したように独言すると薬の影響でどうしても意識を保てず落ちるようにまた直ぐに目を閉じて)

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