Your happiness is always wished.

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02/03(Fri) 07:17
華へ
絢斗

(良く晴れた日の午後
色とりどりの薔薇の大きな花束を抱え
スーツ姿の絢斗が少し緊張した面持ちで
あなたに逢える事を願いながらあなたのご両親が眠る場所へと
一歩一歩進み)

今日は逢えるだろうか...

(そう不安げに小さく呟くと
少し冷たい風に
絢斗が身に付けているコートやマフラーを靡かせる)

02/03(Fri) 20:15


(敷地内の薔薇園の中央、沢山の鮮やかな薔薇に囲まれるように佇む墓石の前で
衣服が汚れるのも厭わずにその場に座り尽くしたまま
縋り付くように墓石に寄り添い)
…母さん……父さん……、
私…絢斗さんに会いたい……

っどうしたらいい…?
……とても生きていけないよ…

もう会えないの?もう本当に二度と会えないの…?

……っ…、
それならもう…迎えに来て、母さん……

もう絢斗さんに会えないなら…
今すぐ父さん母さんの所へ連れて行って…っ…(絢斗さんに会えない寂しさに悲観に暮れ
堪えようのない耐え難い空虚に小さく泣き腫らしながら 悲痛に両親に語り掛け
恋い焦がれた絢斗さんが近付いてきているのにも気付かないまま長い時間その場から離れずに
蔓延る薔薇の棘や冷え切る体さえ気にも留めず)

02/03(Fri) 21:17
絢斗

(風と共に聞こえてきた微かな話し声に
その場へと向かう歩幅も大きくそして速くなり

少しずつ墓石が見え
あなたの姿が微かに見えた瞬間堪らず駆け出して)


華っ!!


(あなたへと駆け寄りながらも
痛々しげなあなたの様子に気付くと
自分の着ていたコートを素早く脱ぎ)


こんなに寒い日に...防寒もせず何してるんです!

(墓石の前に花束を置くと
その場に膝を付き
あなたにコートを羽織らせマフラーもあなたに掛けるものの
堪らずコートごとあなたを抱きしめて)

02/03(Fri) 21:37


…っ…!
……絢斗さん…?っ絢斗さん……?
本物の絢斗さん…?ほんとうに?(駆ける足音にビクッと怯えるも華と呼ぶ絢斗さんの声に信じられない様子で恐る恐る振り返り
直ぐ様絢斗さんの姿を捉えると酷く驚き
絢斗さんが駆け寄り膝を付いてコートやマフラーを自分に着せてくれている間も目を見開いたまま 絢斗さんから目が離せずに
「……っ…絢斗さん…
…絢斗さん、絢斗さん……絢斗さん…
会いに、来てくれたの…?」抱き締めもらうと途端に瞳を潤ませ またぼろぼろと涙を零して 譫言のように何度も絢斗さんの名を呼んで)

02/03(Fri) 22:12
絢斗

(あなたをギュッと強く抱きしめたまま)

華...逢いたかった
勿論本物の絢斗ですよ
ホラ...本物でしょう?(抱きしめていた手を緩め
あなたの手を自分の頬へと導きながら
あなたをじっと見つめ
涙に濡れるあなたの頬や目尻にキスを落とし)

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