夢みたあとで─千年の約束─
花の香薫る 水の瀬は
月が優しく 語りまする
極上の魂、その器よ
汝、この香を感じるか
朱の雲わけ 古よりの輪廻
夢は現よ 恋しや遥か
妖の愛娘、その者よ
汝、いざなうモノの声を聴け
匂艶なその身は月に喰らわせ
末は風に追わせるか
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