05/06の日記
14：19
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笑う、怒る、悲しむ
だだそれだけの感情ではないことを、僕達は知っていた
まったく、人間っていうのは本当に面倒だ
慈しむ、憎む、恋する、
そんな言葉なんかじゃあ到底表せないようなものをいつだって持て余す
だからそれら全てひっくるめて“愛する”って言った方が、随分とわかりやすいと思うんだ
愛して、愛して、愛して、愛して
笑って、泣いて、恨んで、愛して
それでも僕らは悲しくなるくらい複雑だ
感情が豊かだ
その豊かさは僕らにとって毒でしかないのに、僕らはそれを与えられた
どうしよう
持て余すこの感情は、無くなってはくれないらしい
単純化することも出来ない、ぐちゃぐちゃとない交ぜになった感情といつだって仲良しこよし
単純化してくれない
無くなってはくれない
いつまでも僕と共にある
それは僕で、僕が僕だからこの感情はあるから
ならば仕方ない
僕は面倒くさい僕と、向き合わなければならない
だから僕は
きみを愛してる
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