03/25の日記

07:33
草や花に生まれたかった
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軋む心臓なんて取り出して仕舞いたい

花粉症でかゆい眼球なんて取り出して洗って仕舞いたい
痛む頭なんて取り出して割って仕舞いたい
可愛くない太い指なんて切り取って削って仕舞いたいし、憎まれ口しか聞けないこの口は縫って仕舞いたい
物騒だ物騒だと言われ続けていた思考は自虐にも現れる
苦しいだけの恋なんて忘れて仕舞いたい
悲しむ心なんて無くなって仕舞えばいい
軋む心臓なんて、取り出してぐじゃっと潰して仕舞いたい
誰かオレを轢いてくれよ、軽トラかなんかでさ
未練しかない青春なんて忘れて仕舞えたなら、どんなに、どんなに楽なんだろうか
そんなことを思いながら、今日だって手がバスケットボールの感触を、
求めている


-雪の咲く頃に-


 

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