09/06の日記

07:22
にじむらサンとはいざきくんで未練たらたらタラちゃんズ(会話文)
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「辞めさせられたんだって?」
「…虹村サン」
「赤司にゃお前がお荷物だったか」
「イヤミっすね。…オレなんか誰にだってお荷物だろ」
「敬語。ま、オレにも扱いきれなかった憎たらしい後輩を、キャプテン始めたばっかの同輩がなんとか出来るわけねーか」
「……」
「バッシュ、燃やしたのか」
「……もうしねぇもん、バスケなんてお遊び」
「わざわざバッシュ燃やして燃える様子じっと見てないと消化出来ないほどなのに?」
「……、見てたのかよ、趣味悪ぃな」
「敬語。ったく、未練たらたらじゃねぇか」
「あんたこそ、いきなりキャプ辞めたと思ったらオレみてぇな1部員がバッシュ燃やすとこ黙って見てるなんて未練たらたらじゃねぇか。それともよっぽど暇なわけ?」
「暇じゃねぇよ、アホか。つかキャプテン辞めたとしてもてめぇの先輩なのには変わりねぇんだよ」
「…も、あんたにゃ関係ねぇよ。さっきあんたも言ってたろ、オレはもう部活辞めたの」
「最後まで責任持てなかったオレがこんなこと言うのはおかしいんだろうけどよ、…オレはお前に、バスケ辞めないでいて欲しいぜ」
「は?」
「まだ未練あんだろ?…辞めんなよ、バスケ」
「あんた聞いてなかったの?オレとっくに辞めさせられたんだけど」
「部活はそうだとしても、バスケは辞めんなよ」
「なんで」
「お前はさ、続けるべきだ。与えられた才能を求められる時が来るから」
「なに言ってんの」
「敬語。お前は才能あるよ、辞めんの勿体無ぇよ。第一、お前がバスケ辞めたらオレが毎回毎回あれだけして試合に連れて来てたのが水の泡じゃねぇか」
「はぁ?」
「どんだけ手間と労力かけてたかわかるだろ?わざわざてめぇの出没区域洗い出して探させて見付けたら休憩時間の合間を縫って会いに行ってやってたんだぞ」
「…なんでんなこと」
「辞めて欲しくなかったんだよ」
「……」
「偉そうなこと言ったけど、実際はただのオレの願望なんだよ、いくら手ぇかけてだっててめぇのバスケが見たかったんだよ。見たいんだよ。てめぇがバカみてぇに汗だくになってコート走り回るサマがバカみてぇに好きなんだよ、オレは」
「…にじ、むら、さ……」
「だからさ、辞めんなよ。辞めないでくれよ、頼むから」
「……あんたって人は…」



「なんでそう言ったあんたが辞めてんの。なんでいねぇの?なんで見てねぇの?オレはあんたが、あんたが言うから…、あんたが好きだって言ったから…。……バカみてぇ。バッシュ、買い直す羽目になったのは、あんたのせいなのに」





灰崎くんバッシュ燃やしてその様子ずっと見てないとバスケ辞めれなかったんだろうね
むしろ辞めれてないしね
って考えたら可愛かったのに腐的な要素取り入れてみただけ

未練たらたらタラちゃんズはラブシャッフルから

 

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